CASE STUDY
開発事例
- EV急速充電器開発
EV急速充電器開発
90kW EV急速充電器「NEXT RE CHARGE」
「充電設備」から、空間価値を高めるEV急速充電器へ
EVの普及に伴い、ホテル、商業施設、オフィス、公共施設など、さまざまな場所でEV充電設備の導入が進んでいます。
一方、一般的な急速充電器は「充電するための設備」として機能性を優先したものが多く、建築物や周囲の景観との調和まで考えられた製品は決して多くありません。
そこで和光電研が目指したのは、高出力な急速充電性能と、設置される空間に調和するデザインを両立したEV急速充電器です。
開発した「NEXT RE CHARGE」は、最大出力90kWのCHAdeMO対応EV急速充電器。高出力電力変換技術、充電制御、安全設計、冷却設計など、長年培ってきた電源・制御回路の技術を活かしながら、筐体・操作性・外観デザインまで含めた製品開発を行いました。
90kWの大電力を、安全かつ安定して制御する
EV急速充電器では、大きな電力を扱いながら、車両の要求に応じて出力電圧・電流を適切に制御する必要があります。
NEXT RE CHARGEは、三相AC400Vを入力し、最大90kW、DC150~450V・最大200Aを出力。車両からの電流指令に基づく定電流制御を採用し、CHAdeMO 2.0.2に対応しています。
性能だけでは差別化できない。だから「デザイン」も技術課題と考えた
今回の開発で重視したもう一つのテーマが、EV充電器そのものを施設の価値につながる存在にすることでした。
フロント部分にはLEDを活かした特徴的なデザインを採用。従来の無機質な設備機器とは異なり、ホテルや商業施設などの建築空間にも自然に溶け込みながら、夜間には印象的な存在感を生み出します。
さらに、利用者が充電開始から終了までの状態を把握しやすいよう、視認性と操作性にも配慮。
「高出力だから大きく無骨になる」ではなく、高出力・使いやすさ・デザイン性を一つの製品の中で成立させる。
これも、この開発における重要なテーマでした。
その他の開発事例